タトゥー除去 費用 傷跡

若かった頃に施したタトゥー…年齢を重ねると80%もの人が除去を希望する事実

若かった頃に施したタトゥー…年齢を重ねると80%もの人が除去を希望する事実

 

不良や斬新なファッションへの憧れなどなど……。そういった理由から、タトゥーを施したくなるものですよね。
かくいう私にも当てはまります。

 

知り合いにも、何人かタトゥーを施している人が、いましたし、私自身、肩周辺にワンポイントを入れる直前の段階までは行きました。

 

しかしそんな青春の、甘酸っぱい憧れからくるタトゥーも、社会に進出したり、結婚したりすると、耐えがたい後悔につながるものです。

 

そんなタトゥー除去に関連する話題をお送りします。

プロが語るタトゥー除去の難易度

プロが語るタトゥー除去の難易度

 

「結構簡単にタトゥーは消せそう!」タトゥー除去に関して調べた結果、そんな感想を持ちましたが、現実とのずれはありますか?

そういった雰囲気の文言はよく見かけると思います。例えば「タトゥー除去は、傷跡を全く残さず行える!」と、いったものですね。ただこれは言わば「誘い文句」に過ぎませんので、文面通りに受け取るのは危険です。商業的に考えても「傷跡が残る事もあります」「きれいには消えないかもしれません」などとは、できるかぎり公には言いたくない筈ですよね。そういった事情があるのです。ですから、タトゥー除去ではまず間違いなく、傷跡が残ります。私の知り合いの例を挙げますが、タトゥー除去を行った部分が、まるで火傷を負ったかのように見えて、直視できないものになっていました。

タトゥー除去の際に、ほぼ確実に傷跡が残ってしまうのはなぜでしょうか?原因を教えて下さい。

皮膚というものは、表皮と真皮で成り立っています。表皮は浅く薄く、真皮は分厚いものです。タトゥーは、表皮の最下部である「基底層」の、さらに下部にある「真皮層」に墨などの色素を、閉じ込めておくものです。ですから、それがひとりでに消えるようなことは、ありえないのです。奥まった部位である「真皮層」に色素を入れ込むのですから、それを取り除くのが容易ではない、という事は、誰の目から見ても明らかなはずです。

タトゥー除去の手法は主に3つ!

タトゥー除去の手法は主に3つ!

 

レーザーを用いる除去

 

最初に述べておきますが、万能の治療法ではありません。レーザー治療があらゆるタトゥー除去の中でも、最適の方法のように思われる方も、いるかもしれませんが、それは誤解です。
レーザー治療が向いているタトゥーは…

黒一色のタトゥー

 

黒は、レーザーの吸収効率に優れており、色抜きが比較的容易なようです。ただし、非常に濃度の高い黒の場合は、抜けきらなかったり、抜けても多大な時間がかかったりする可能性があります。同様に、赤色も吸収効率に秀でていると言われています。赤色のケースでは、色が抜けきる事もかなり多いです。

セルフタトゥー

 

セルフの場合、色素が少なく、奥まで入り切っていない事が多い為、レーザー除去が簡単に済む傾向があります。自己防衛本能が働いて、痛みを避けるからです。そして、市販の墨汁を使っている人が、大半である事も、要因の一つです。墨汁が含有している色素は、レーザーで壊しやすく、除去も難度が低い部類に入ります。

色の薄いタトゥー

 

色が薄ければ、レーザー治療で除去できる確率が高くなります。入っている色素の量が少ない傾向にあるからです。ただ、それでも赤色を除く色付きタトゥーの場合は、それが薄かろうが、除去はしにくいものです。

細いラインで成り立っているタトゥー

 

色素量が大きく関わっている、とみられています。面単位で構成されているタトゥーよりも、線を組み合わせてできたタトゥーの方が、早期に抜けるパターンが多いです。

 

 

 

切除術を用いる除去

 

早めにタトゥー除去を施したい方に、向いている方法です。

 

切除術は、タトゥーを施した部位の皮膚を切り取り、縫い合わせる、という手法のため、比較的手早く済む傾向にあるのです。

 

タトゥーのサイズ、フォルムは千差万別なので、その切除手順も色々あります。

 

最も適した縫い合わせ方法を追求し、余計な皮膚の切除を避けているのです。

 

素晴らしい方法には変わりないですが、やはりこの方法にも、適しているタトゥーとそうでないタトゥーがあります。

 

サイズの大きなタトゥーや、余剰範囲の少ないタトゥーの場合、何度切除を施しても、切除を完了させることは困難です。

 

一方で、サイズの小さなものや、細長いものは、一度の治療で完全に除去できる事がほとんどです。

 

縫い合わせた部位は、いずれ傷跡として残るようになります。

 

時間の経過に従って、皮膚といくらか馴染みはしますが、100%消失する事は、まず無いです。あらかじめ傷跡が残存するという事は、承知しておいてください。

 

また、大きいサイズのタトゥー除去を施す場合、縫い合わせた線には、かなりの負荷がかかります。負荷レベルによって、傷の幅が拡大したり、隆起したりする可能性があります。

 

 

 

タトゥーアウェイを用いる除去

 

比較的歴史の浅い治療方法です。カラータトゥーには、レーザーが反応しないため、切除法を使って除去するしかありませんでした。しかし、この方法により、皮膚を切除せずに治療できるようになったのです。

 

この除去法の強みの一つは、全色対応であるという事です。回転マイクロニードルで、皮膚のアブレージョンを浅めに施し、濃度の高い乳酸を注入するので、色素を除去する際にタトゥーの色が関係ないのです。

 

ですが、やはりこの除去法にも危険が伴います。以下をご覧ください。

色素脱失

 

日焼け気味の方や、色黒の方は特に気を付けて下さい。周囲の皮膚と比較して、除去を施した部位が、白くなる状態の事を指しています。

色素の沈着

 

色素脱失とは相反する現象で、皮膚の色が茶色っぽくなります。時間の経過に従って、沈着した色素は消えていきますが、結果的に残存する可能性はあります。日焼け気味の方は、かえって目に付きづらくなるかもしれません。

肥厚性瘢痕

 

皮膚が隆起した状態の事です。隆起が酷いものは、ケロイドと言います。
原因は、アブレージョンによる、皮膚への刺激だと言われています。
発生する確率の高い部位は、上腕、肩、胸などです。

タトゥー除去で準備すべき費用

「タトゥー除去に必要な費用は?」……刺青・タトゥー除去希望者が、最初に抱く疑問と悩みはズバリこれですよね?

 

費用について、様々な観点で調査しましたので、挙げていきます。

 

まず、タトゥー除去サロンや、クリニックでは、明確な基準となる目安などが無く、個別に料金設定を行っていることが、ほとんどです。

 

タトゥー除去方法の細部が、タトゥーの種類によって多種多様であるため、詳らかに比べる事が難しいからです。単に「レーザー照射一回ごとの費用」だけで、除去希望者が各所の治療費を比べるのは、至難の業なのです。

 

よくある誤解が「照射費用が安い方が、患者にとっては負担が少ない」という考えです。

 

照射パワーが高ければ、照射回数に応じて、皮膚への負荷は大きくなり、照射後のケアにも時間がかかります。

 

一方、照射パワーを抑えれば、照射の際の皮膚への負担が少なくなり、アフターケアが簡単で、痛みも減る傾向にあります。

 

要するに何を伝えたいのかと言うと、「低いパワーで、何度も照射を行った方が、クリニック側にとっては手間暇が少なくなり、収益が出ますよね?」という事です。

 

患者側としては、合計の治療費用が、高くなる確率が上がるので、「1回当たりの照射費用が安い=得」とう等式は、必ずしも成り立たないのです。

 

治療費用が安いところを使う患者は、そのクリニックにとっては「美味しい患者」なのですが、タトゥー除去をしてもらう側とすれば、都合の悪い部分も多いのが、現実です。

 

ですから、目に付く費用だけで考えて、すぐに飛びつくようなことはせず、明確に総合の費用を示してくれるクリニック、サロンを選択する事が大事です。